こんにちは、ゴ~チョです。
ジャグリングと一口に言っても道具が様々にあることを知った皆さん。
何から始めればいいか迷っていませんか?
あるいは、他の道具に手を出してみたい皆さん。
どんなものかわからなくて二の足を踏んでいませんか?
今回はそんな皆さんのために簡単な道具紹介をしたいと思います。
主な道具紹介
各道具の利点と欠点をいくつか、そして独断と偏見で選んだ代表的動画を一つずつ紹介します。
★の数は初心者の「とっつきやすさ」を表現しており、★が多いほどとっつきやすいことを示します。
ボール★★★★★
とっつきやすくて奥が深い。
利点
- 道具の自作が可能。
- 初心者用の教本やHowtoサイトが充実。
- 室内で練習しやすい。
欠点
- 布素材のボールは床の汚れを吸収してすぐ黒くなる。
- 練習会で他人の道具と混ざってわからなくなる。
- 競技人口が多いので(パフォーマーとして)差別化しづらい。
クラブ★★
トスジャグリングの王道。いわゆる「ボウリングのピンみたいなやつ」。
利点
欠点
- かさばるので持ち運びに苦労する。
- フォームが悪いまま練習し続けると腱鞘炎になりやすい。
- 突き指リスク大。
リング★★★
大きな輪っか。ボール、クラブと合わせて「トスジャグリング三種の神器」。
利点
- 転がす、掛ける、通す等、「輪」の形状を活かした独特の技ができる。
- 平面を利用して、色変え技ができる。
- 同じ技でもボールより以下略。
欠点
- 横風にあおられやすい。
- かさばるので持ち運びに以下略。
- コンクリート等堅い地面で練習し続けると縁がギザギザしてきて手が痛い。
シガーボックス★★★
曲面を持たない箱型の道具。積む、挟むに特化。
利点
- 積む、挟む、滑らせる等、「箱」の形状を活かした独特の技ができる。
- 平面部分にデコレーションしやすいので道具に個性を出しやすい。
- 箱型なのでデッドスペースを生まずに隙間なく収納できる。
欠点
- 風にすこぶる弱い。
- 構造に円の要素がないので道具がどの方向に回転しても失敗する。
- 指先がカサカサだと滑って持てない。
デビルスティック★★
棒が浮く様子が不思議で手品と勘違いされること多数。
利点
- 慣れてくると傘など他の棒状のものでも回せるようになる。
- バトントワリングの技術を流用しやすい。
- 「線」の要素のみで構成されているためスッキリしたパフォーマンスをしやすい。
欠点
- なぜか難易度を理解されづらい。
- 湿気にすこぶる弱い。
- 真ん中が細くなっているのでよく折れる。
ディアボロ★★★★
棒とコマと糸という3つの異なるマテリアルを使った多彩な技の数々。
利点
- 少ない力でかなり高く投げ上げられるので派手。
- 基本的に糸でコマをキャッチするので、手が小さい人でもやりやすい
- ヨーヨー、ポイ、トスジャグリングなど他ジャンルの技術を応用しやすい。
欠点
- 何をするにもまずコマに回転をかけないといけない。
- 糸が絡まったときの復帰が大変。
- 道具が高速回転しているので失敗時の流れ弾が超危険。
ポイ★★
軌道で魅せる投げないジャグリング(投げる人もいるよ)。
利点
- パフォーマンス中に道具を落とすリスクが(基本的に)ない。
- 発光ポイを使えば暗い場所でもパフォーマンスを見せられる。
- ただ回すだけでもけっこう華やか。
欠点
- 意外と曲のリズムに合わせるのが難しい。
- 「いかにきれいに見せるか」なので技の完成に終わりがない。
- 遠心力のついた玉が急所を強打するリスクがある。
ハット★★
日常用品を使ったジェントルマンなジャグリング。
利点
- 初級技は筋力を必要としないので疲れにくい。
- パフォーマンスがお洒落になる。
- 飾ってもお洒落。
欠点
- 価格が高っけえ。
- 型崩れするので複数個の持ち運びに苦労する。
- 簡単に洗えないので屋外で練習しにくい。
コンタクト★
不思議感満載の投げないジャグリング(投げる人もいるよ)。
利点
- 投げないので落とすリスクが低い。
- 座っていても練習できる。
- 狭いスペースでも練習できる。
欠点
- 人前で見せられるようになるまで時間がかかる。
- 「いかにきれいに見せるか」なので技の完成に以下略。
- クリスタルボールをひなたに放置していると火事になる。
シェーカーカップ★
バーツールが起源のオシャレな道具。
利点
- 成功時にすべてのカップが次々収まっていく様は爽快。
- 片手だけでできる技が豊富(片腕怪我していても練習可能)。
- 起源がバーツールなのでお洒落。
欠点
- 技が成功しても失敗してもうるさい(金属製は特に)。
- 室内だと床を傷つけやすい/屋外だとカップのフチが傷つきやすい。
- 競技人口が少ないためモチベーションを維持しにくい。
マグネティックバトン★
磁力?いいえ、自力です。
利点
- 天井が低くても、狭くても、風が吹いていても、深夜でも練習可能
- 集団演技や他の道具との組み合わせが楽しい
- フィンガーダンスやロボットダンスの人とも相性がいい
欠点
- 真正面から観ないと楽しめない
- 腱鞘炎注意
- 「いかにきれいに見せるか」なので技の完成に以下略。
エイトリング★
種も仕掛けもない不思議な輪
利点
- 天井が低くても、狭くても、風が吹いていても、深夜でも練習可能
- オブジェクトが大きいので舞台映えする
- 生み出される模様が不思議できれい
欠点
- 真正面から観ないと楽しめない
- 「いかにきれいに見せるか」なので技の完成に以下略。
- めっちゃかさばる
結局何がいいか
★とか書きましたが、結局何がいいのか?
そう聞かれたら僕はこう答えると思います。
手で投げて手で受けるのが苦手ならばディアボロ、そうでないならボール。
というのも、おそらくこの2種が最も競技人口が多くて、チュートリアルも充実しているからです。
近くに教えてくれる人がいる道具が一番始めやすいんじゃないかと思います。
ではまた!