GW休んだ気がしない……ゴ〜チョです。
前回記事で、4月27日に新しいジャグリング(?)漫画が連載開始と書きました。
今回はその紹介です(1週間以上空いてしまった…)。
守姫武士『カリンちゃんは魅せたがり』
KADOKAWAの月刊誌コミックキューンの2018年6月号から連載スタートです。
(2019.07.02追記)2018年11月26日に単行本第1巻が、
2019年6月27日に単行本第2巻が発売されています。
タイトルに「ジャグリング」の文字を入れないスタイル
『カリンちゃんは魅せたがり』。タイトルにジャグリングの文字は含めないスタイル。まあ、文字が入っていたらそのジャンルをしっかり扱ってくれるかというとそうでもなかったりします。
漫画『ことゆいジャグリング』などがそうですね。ジャグリングといいつつジャグリングはほぼほぼ登場しません。
昨年6月に読切掲載された『バズルジャグル』(作・神海英雄)は「ジャグル」(jugglingの動詞形がjuggle。奇しくもジャグリングすることを界隈スラングで「ジャグる」と言う)の文字を入れ、かなりしっかりした取材のもとジャグリングを扱っている印象でした。
さて、下記リンク先にあります『カリンちゃんは…』の告知紹介文を読むと、主人公はジャグラーではなく大道芸人を目指しているとのこと。一枚絵ではキャラクターがジャグリング道具(クラブ、ボール、ディアボロ、そして微かにシガーボックス)に囲まれています。一応、メインはジャグリングで、もしかしたらジャグリング以外の曲芸も登場するのかもしれません。
(2019.07.02追記)第1巻ではクラブ、フラフープ、一輪車、スタチューが登場。第2巻ではボール、パペット、シガーボックスが登場しています。やはりジャグリングだけではなく大道芸全般を扱っていく路線のようです。
ジャグリング版『手品先輩』?
「おっぱいの話をしたい人、集まれー!!」という過激な誘い文句で漫画同好会への勧誘をする高校二年の先輩、百地誠一(ももちせいいち)。そんな彼の言葉に誘われて来たのが、(ジャグリングするのに邪魔な)おっぱい(の対策)について語り合いたい新入生の主人公、カリンです。
なんだ、高校ジャグリング部の話じゃないのか。
自己紹介がてら実際にクラブジャグリングをやってみせるカリン。見せられている先輩は、揺れる胸が気になってジャグリングどころではありません。途中、胸の遠心力でカリンの手元が狂いクラブの軌道が乱れます。制御を失ったクラブはカリンの胸にあたり、その拍子にブラウスのボタンが弾け飛びます(クラブは胸でワンバウンドした後無事キャッチ)。
……なるほど。
粗忽で無防備な女の子が、頑張ってるうちにあられもないことになっていくところを笑いに変える芸風のようです。
『手品先輩』と似た方向性なのかな...と感じました。
この場合はジャグリングをする後輩なので、「ジャグリ後輩」といったところでしょうか?
今後の展開に注目
余談ですが、掲載雑誌をレジに持っていくところが一番の試練でした。。。(羞恥心との闘い)
今後の展開として、お色気と大道芸、どちらの方向をメインにとるのかが気になります。絵自体はあまりクセもなく読みやすいので、笑いの要素としてお色気描写だけでなくジャグリングならではの小ネタやあるあるを挟んでいってくれるのならば、ジャグラー層は一定数取り込めるのかなと思います。
ただ、この漫画がどうというより一緒に載っているその他の漫画が個人的には普段読まないジャンルなので、雑誌で連載を追いかけるのはちょっとしんどいです(身勝手ながら単行本化待ち)。
ではまた!