忘れてしまいたいことが今の私には多すぎる、ゴ~チョです。
「回る」から連想される歌、最近の子たちは何を思い浮かべるのでしょうか。
技の枝話、今回ご紹介する技は「回る」にちなんだコチラです。
カスケード回転
どんな技
上の2番目の動画です。左右どちら方向でもいいので、カスケードをしながらゆっくりと一回転します。カスケードが20キャッチ程度安定してきたら挑戦してみましょう。
(......枝話、前の技はコチラ)
回転スピードについては特に規定がありませんが、ピルエットやハーフターンのように、1トスのうちに180度以上回るのはダメっぽいです。90度でもグレーゾーン。1トスにつき30〜45度あたりが上限かと思われます。ジャグリング検定改訂時に9級選択技に初導入された技です。
技よりも練習法の一種に近い
プロアマ含めジャグリングでパフォーマンスをする人が、この技を技として人前で見せるかというと、あんまり見せないような気がします。僕自身、新検定に選定されるまで、技として認識していませんでした。存在は知っていましたが、「カスケードの安定感を測るための目安のひとつ」という認識でした。この技のための練習をしていくというよりも、他の技を練習しているうちに気づいたらできていた感じです。
ただ、恥ずかしながら最近知ったのですが、「カスケードのボールが前後にずれがちな人」にとってカスケード回転は、フォーム矯正のよい練習になるようです。具体的には、右手だけ前に出てしまう人は右回り、逆に左手が出てしまう人は左回りのカスケード回転を練習するとよいです。この辺りはジャグラーのまろさんがわかりやすく解説してくださっています。
こんな技につながる
- コンバット
- ジョグリング
- グリーティング
- ルーチン作成
全部、技というより種目です。(コンバットやジョグリングがわからない方はこちらの記事参照)
コンバットもジョグリングも「自分自身が自由に動き回りながらカスケードを投げ続ける」能力があることを前提としていると言っても過言ではないでしょう。
グリーティングとは、娯楽施設やイベント会場内を派手な衣装を着たりして練り歩き、来場客に挨拶したりパフォーマンスを見せたりする行為です。カスケード回転が必須スキルとまでは言いませんが、できたほうが見せ方の自由度は高まります。
ルーチン作成も然り。必須ではないですができたほうが見せ方の自由度は以下略。(そもそもルーチンて何や、という方はこちらを参照)
たぶん、気づいたらできてる
冒頭にも書きましたが、カスケード回転は、この技のためだけに練習時間を割くものではないと個人的には思います。言ってはなんですが、選択技は4つのうち2つは選ばなくてもよいですし、今後の検定技との関連性でいえば他の技の方が優先度は高いです。この技に関しては、何かの技の練習の合間に試しにやってみる。くらいの気楽な付き合い方でいいのではないでしょうか。
今カスケードを覚えたてで、「投げながら回るなんんてとてもとても......!」と思っているあなたにも、あんな時代もあったねときっと笑って話せるときが来ます。
ではまた!
......検定9級その他の技
......記事を読んでも動画を観てもうまくいかない人は、ジャグラーの知り合いに直接教えてもらいましょう。ジャグラーの知り合いがいない方は、糟啓堂ジャグリング教室へ。zoomでのリモートレッスンも承っております。