日々是ジャグリング

ジャグリングを通じて感じたこと考えたことを綴っていきます。

地味だがこれがミルズメスへの布石―ジャグリング技のムダ話その4:アンダー・ジ・アーム

しっぺ、でこぴん、馬場チョップ、ゴ~チョです。
馬場チョップって...
 この記事を準備していてふと、幼少の頃にはやったおしおきじゃんけんの言い回しを思い出しました。
 ジャグリング技のムダ話4回目は「アンダー・ジ・アーム」です。

「アーム」が母音で始まる単語なので「ザ」じゃなくて「ジ」ですね(中学英語タイム)。

アンダー・ジ・アーム(under the arm)

どんな技?


JJA ジャグリング検定 動画版

 この動画の0:45あたりです。(というか、こんな便利な動画があったのですね。協会HPにある動画を非公式につなげたようですが...)カスケードでは身体の中央軸付近で投げていたはずのボールをググっとこらえて逆の腕の下まで持ってきてから投げます。以前に紹介したアンダー・ザ・レッグや、今回のアンダー・ジ・アーム、そして今後紹介する予定のビハインド・ザ・バックなど、身体の周りを通して投げるような技を総称してボディスロー」と呼んだりします。

チョップとは違うぜ!

 アンダー・ジ・アームで腕の下を通していることをはっきりと示そうとすると、投げてない方の腕は自然と前に伸びてしまいます。この、伸ばす動作が腕を振り下ろしているように見えるときがあります。そのため、「チョップ」という別の技と混同されている方が稀にいらっしゃいます。しかし、今後3級の選択技として登場する「チョップ(上の動画の6:25あたり)と、9級選択技の「アンダー・ジ・アーム」は別の技ですのでご注意ください。
 アンダー・ジ・アームでは“反対側の腕の下を通して投げる”ことが主眼にありますが、チョップは“上の方でキャッチしたボールを勢いよく斜め下に振り下ろす動作”に主眼を置いています。とはいえ、ボールジャグリングだとその差がわかりにくいのも確かです。実はクラブジャグリングだと両者の違いがはっきりと分かります。下の動画の0:59あたりと、1:49あたりを見くらべてみてください。


クラブジャグリング 基本技集


 どうでしょうか。チョップのほうが上の空間も使って腕(とクラブ)をぶん回す分、迫力がありますね。

連続アンダー・ジ・アームはジャグラーを選ぶ

 以上のように、チョップという上位互換(?)の技があるためか、特にボールの演目においてアンダー・ジ・アームの左右連続をレパートリーに加える人はあまりいないように思います。他のボディスローとの組み合わせや他の技の一部に単発で組み込まれることが多いです。そんななか、僕の貧弱な観賞歴において最も印象に残っている「連続アンダー・ジ・アーム綺麗すぎジャグラー浅野雄太さんです。下の動画の3:50あたりです。ネット上に動画はなさそうですが、JJF2007チャンピオンシップのときの浅野さんは確かもう少し長い時間アンダー・ジ・アームを入れていたように記憶しています。初めて見たときは「なるほどこの形が正解だったのか」と思わず膝を打ちました。


Yuta Asano Ball Juggling Performance

こんな技につながっていく

 連続アンダー・ジ・アームが浅野さん級に綺麗にはできなくても、ジャグリング検定に挫折する必要はありません。検定で求められているのは左右の手で1回ずつ成功することなのですから。“反対側の腕の下を通して投げる”という動きを覚えられればそれでOKです。そしてこの動きは今後、ウィンドミル(6級選択技)、ミルズメス(5級選択技)、バークスバラージ(4級選択技)、チョップ(3級選択技)に活かされます(チョップは別物とさんざん言っておいてなんなんだと思われそうですが、技習得に活かせるくらいには似ているのも確かなのです...)
 なかでもミルズメスは初心者がまず憧れる動きの筆頭に位置する技だと思われます。アンダー・ジ・アーム練習中の方は、ミルズメスへの布石だと思って励んでください。

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9級の技は残りひとつ!

 さて、実は今回紹介したアンダー・ジ・アームで、9級の選択技を3つ紹介したことになります。選択技は4つ中3つを選択すればよいので、言ってしまえばここまでの技を習得した時点で9級の認定会には挑戦できます。ただまあ、残りの1つがどんな技か知ってからでも遅くはないでしょう(焦ったところで今のところ認定会は年1回開催のJJF会場でしか実施されませんので...)。9級の選択技、最後の1つはいったいどんな技なのでしょうか(協会HPみればわかる話ですが)。次回をお楽しみに。

ではまた!