さ、お勉強の時間だ…ゴ~チョです。
ハロウィンですね。ハロウィンといえば「トリックオアトリート」というセリフがありますが、実は同名のジャグリングサークルがあるのをご存知でしょうか(厳密には奇術部ですが...)。
ジャグリング団体の名前にも色々と凝ったものがあります。なかにはその単語本来の意味を知らないものもあったりするかもしれません。
今回はジャグリング団体名に出てくる外国語を一部(全部はむりだよ)紹介したいと思います。
目次
ジャグリング団体名に出てくる外国語
【英語】
chelsea
ロンドンが起源の地名です。古英語で「チョークがよく採れる土地」が元なのだとか。ちなみにお菓子もイギリスの地名からとっています。「響きがよく覚えやすい」「愛らしくしゃれた感じ」などの理由からつけられたみたいです。 HPによるとサークル名の由来は「部長の好きなお菓子」だそうです。
donuts
ドーナツ、中心に穴の開いた円形の揚げ菓子。
トス系のジャグリング技に「ダンカンドーナツ」というものがあり、それにちなむのと同時に「ジャグリングの輪が広がるように」との願いも込められているそうです。
京都大道芸倶楽部 Juggling Donuts(ジャグリング ドーナツ)
hocus-pocus
呪文、まじない、奇術、手品。
同志社大学マジック&ジャグリングサークルHocus-Pocus
infinity
無限大。
サークル名の由来は、「カスケードの軌道が無限大のマーク(∞)と同じだから」なのだそうです。なお、ディアボロにも同名の技があります。
jack-box(jack-in-the-box)
びっくり箱の意。
lamp
明かり、電灯、灯火。
TeamLampジャグリングサークル (@TeamLampJug) | Twitter
paradox
逆説。
有名なのは「アキレスと亀」とか「嘘つきのパラドックス」でしょうか。
reflex
反射神経。
直接的に「ジャグリング」ではないけれども確かにジャグリングと関連している単語です。このようなひねり方はセンスがあると思います。
Shangri-La
英作家の造語で、小説『失われた地平線』に登場する理想郷(ユートピア)の名前。
Shangri-La | 〜ジャグリング・手品サークル in 芝浦工業大学〜
splash
(水などを)飛び散らす。
飛び散らしたのは何でしょうか。ジャムでしょうか。気になります。
tip-top
頂上、絶頂、最高。
toss
トス、投げる。
trick or treat
ハロウィンでおなじみのフレーズ。元は“Treat me or I’ll trick you.”からきている。「もてなしがないなら災いをもたらすぞ」といったニュアンスの悪霊さんのセリフです。
whip
むちうつ。
ディアボロに同名の技があります。
「Waseda univ High Idiomatic performers」略して「WHIP」なのだそうです。
【フランス語】
aube
夜明け。
先駆者たる自負と覚悟のこもった良い名前です。
aux cerises
サクランボ。
AuxCerises ジャグリング愛好会 - Aux Cerises 青山学院ジャグリングサークル
passage
道、廊下。
サークル名の由来は、活動場所が廊下だったことにちなむのだとか。
pirouette
爪先旋回。
元はバレエ用語で、ジャグリングの技名にもあります。
(「独楽」や「爪先」の意もあると書かれているサイトがあったのですが、確証が得られなかったので割愛しました)
ジャグリングクラブ Pirouette | 九州工業大学 情報工学部 団体ホームページ
【スペイン語】
malabaristas
ジャグラー、曲芸師。
そのものズバリなのにスペイン語をチョイスすることでオシャレ度が増すマジック。
naranja
オレンジ。
創業者の学生時代のチーム名が「つぶつぶオレンジ」だったことにちなむとか。
patio
中庭。練習場所がキャンパスの中庭めいたところであったことに由来します。サークル名を決めるときにもう一つ対立候補としてあがっていたのが「じゃぐいも」だったそうで、、Patioに決まって本当に良かったと思います。
【ラテン語】
fratres
兄弟、同志。
メンバーも、ラテン語だったことをときどき忘れています。
possum
poseeの直説法能相現在第一人称単数形「私は~できる」
【イタリア語】
cortile
中庭。もしかして、これも練習場所由来でしょうか。
修道ジャグリング同好会「Cortile」 (@ShudoJug) | Twitter
ponte
橋。
音のひびきも親しみやすく可愛いですが、「ジャグリングの架け橋になれたら」という思いも込められているのが深いですね。
ねらい目は中国語か
いかがでしたでしょうか。今後、ジャグリング関連団体を立ち上げて名前を考える際などにも参考になる一覧になったのではないかと思います。とはいいつつ、英語、スペイン語、フランス語あたりは出尽くした感が否めないのも事実。そこでねらい目は、個人的には中国語だと思います。「シャオミ」とか「ファーウェイ」などカタカナ化するとまた違った味が出ますし、漢字表記もできるため、字数制限のあるSNSで明記する際に文字数削減することも可能です。ネーミングに詰まったときは一度ご検討の程を。
ではまた!