どうも、ゴ~チョです。
以前の記事でも少し触れましたが、JJF2017の会場で「ディアボロカードバトル」なるものを購入しました。
ジャグリングのディアボロをテーマとした数少ない(いや目下のところ唯一無二の)カードゲームです。今回はこのカードゲームを紹介します。
遊ぼう!ディアボロカードバトル
概要
- 2人対戦用カードゲーム
- 選手カードにプレッシャーを与えあい、相手の選手を先に3人退場させた方の勝利。
- 初心者同士でルールブックを行きつ戻りつしながら進めて1時間弱で決着。慣れたらおそらく1戦30分以内に終わるかと思います。
カードの種類
選手カード
左上に数字(体力=ドロップ許容数)が書かれているのが特徴。選手によっては特殊な能力をもっていたりします。このカードゲームでは主にこの種のカードを戦わせます。
トリックカード
選手カードを強化するカードです。左上には数字の代わりに「TC」の文字。1枚の選手カードに3枚まで装備できます。
コーチカード
トリックカードと同じく選手を強化するカードですが、コーチカードは1枚の選手カードに1枚しかつけられません。左上には数字も「TC」の文字もありません。
勝利条件とターンの流れ
勝利条件と、ターンの流れは以下のとおりです。詳しいルールは日本ディアボロ協会HPに記載の公式ルールを見てください。
(勝利条件)
- 相手のシールドを3枚すべて引かせる。
- 相手のフィールドから選手がいなくなる。
- 相手の山札がなくなり、相手がドローに失敗する。
上記のいずれか1つを満たせば勝利となる。
遊んでみて感じたこと
部門決めサイコロが形勢を握る
ディアボロカードバトルを特徴づけているのは、毎ターンのサイコロによる部門決めではないかなと思います。選手カードには部門によって得意不得意(実際の選手の実績と一定の相関あり...)があります。ある部門では無双にちかい選手も、部門が変わると形勢逆転されてしまいます。毎ターンの部門変更により、強いカードがいつまでもフィールドに居座る状況が発生しにくくなっているようで、初心者同士の対決でも展開は速いです。
部門によっては光るものがあるのに、サイコロの出目の関係で自分の得意部門がいつまでもやってこずバトル中に日の目を見ない選手カードが出てきたりするのも面白いですね。トリックカードやコーチカードの使いどころも重要。弱点を補強するか、強みをさらに極めるか、人によって戦略が分かれそうです。
疑問点
- 部門決めサイコロは、先攻1ターン目は不要では?
- 一人への集中攻撃は可能?
- 生贄にした選手のダメージは引き継がない?
- 手札の枚数制限は?
- 1ターンに一人の選手にトリックカードとコーチカードを1枚ずつつけることは可能?
部門決めサイコロは、先攻1ターン目は不要では?
ディアボロ協会のルールには記載がありませんが、先攻1ターンの部門決めサイコロは実質不要かなと思い、上図の「ターンの流れ」にそう記載しました。先攻1ターン目は攻撃できないので、部門が決まってなくてもそんなに問題ないんですよね。
一人への集中攻撃は可能?
公式ルールには明記されていませんが、一般的なカードゲームの感覚として可能かなと思い、プレイしました。
生贄にした選手のプレッシャーは引き継がない?
選手カードにはフィールド上の選手カードを演技終了ゾーン(いわば捨て札)に置かないとフィールドに配置できないものがあります。そのときのいわゆる「生贄」になった選手が受けていたプレッシャーは、感覚的には引き継がなくてもよいのかなと思い、引き継がずにプレイしました。死に際の選手を生贄にすることでプレッシャーリセットという戦略も考えられそうです。
手札の枚数制限は?
とりあえず、手札枚数の上限はないものとしてプレイしました。
1ターンに一人の選手にトリックカードとコーチカードを1枚ずつつけることは可能?
公式ルールには明記されていませんが、可能と考えていいのでしょうか。
進行の工夫
ダメージカウンター欲しくない?
受けたプレッシャー数の表現として、公式ルールでは「カードの角度を変える」と記載されていますが、カードの角度で状態を表現するのは4種(正位置/反対/右向き/左向き)が限界かなと思います。プレイ中に触ってずれたりしますからね。
とりあえず100円均一のビーズをカウンター代わりに使ってみました。ポケモンカードゲームのものが流用できそうです。
専用サイコロを作ってみた
サイコロの目と部門の対応関係は以下のとおりですが、対応を忘れがち。
なので、専用サイコロを作ってみてはどうかと思い作ってみました。
ブランクダイスに色を付けてマニキュアトップコートでコーティングして作成しました。
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まあ、こんなことせずとも、今はスマホアプリでルーレットが作れたりしますのでその方が楽かもしれませんが。
あったらいいなと思うカード
シールドから引いたときに効果を発動するカード
デュエルマスターズの「シールドトリガー」のようなカードがあると一発逆転が発生したりして楽しそうですね。
部門を操作するカード
ポケモンの「スタジアムカード」のような、特定のカードに有利な状況をつくるカードです。強者を居座らせる要因にもなりそうなのでバランスが難しいですが。
1ターン以内の使用枚数に制限のないカード
僕の手持ちのトリックカード・コーチカードが少ないこともあるのですが、プレイの後半で手札がだぶつきがちです。選手カードやトリックカード・コーチカードが飽和状態でも使える「4種類目のカード」があるとさらに戦略が広がりそうです。
ディアボロプレイヤーは名刺代わりに使えそう
知り合いのディアボロプレイヤーに話を聞くと、大会入賞の実績をのこすとカードにしてもらえるそうです。順調に実績を積むとキラカードになったり、専用トリックカードを作ってもらえたり。そういった形で選手のモチベーションの源泉になっているのも、ディアボロカードバトルの良い点ですね。
僕はディアボロプレイヤーではないですが、一度カードになってみたい欲は、あります。
ではまた!