もいっこカン、ゴ～チョです。
みなさん麻雀は打てますか？
僕は学生時代に友人宅で2、3局打たせてもらったことがあるくらいで、役とか点数計算とか全然わかりません。
今回紹介する作品は、麻雀部の女子高生たちのお話です。
小林 立『咲-Saki-』（ドラマ版）
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設定とあらすじを簡単に
原作は『ヤングガンガン』に2006年から連載中の漫画です。
咲-Saki- コミック 1-15巻セット (ヤングガンガンコミックス)
- 作者: 小林立
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2016/03/25
- メディア: コミック
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2009年と2014年にテレビアニメ化され、2016年には実写ドラマ化、翌2017年に映画化までされています。
内容は一行で超簡単に言うと、
高校生（主に女子高生）の麻雀部員たちが、競技麻雀で青春を謳歌する漫画です。
pixivサイトの説明が色々と周辺情報も載っていてわかりやすかったです。いわゆる「萌え絵」で本格麻雀の漫画ってなかなか珍しいみたいですね。
主人公は、家族麻雀の複雑な事情で「プラマイゼロ得点」のスキルを身につけた高校1年生、宮永 咲。
そんな主人公が
元中学生麻雀チャンピオン（原村 和）を筆頭に、
つかみどころなし部長（竹井 久）
雀荘んちの眼鏡っ娘（染谷 まこ）
先行逃げ切り天然系（片岡 優希）
を擁する清澄高校麻雀部に入部。部員が5人になったことで晴れて団体戦にエントリーできるようになり、大会に向けて特訓の日々が始まりました．．．というのがドラマ版のざっくりしたあらすじです。
よく頑張ったね山田さん．．．
さて、このブログでただの映像作品レビューをするわけがないことはもうご存知のことと思います（この記事が初見の人は、ブログタイトルから察してください）。
さっそくジャグリングシーンの検証といきましょう。
ジャグリングシーンが登場するのは、ドラマ第3話（ドラマ内では「第3局」表記になっています）、麻雀部2年生である染谷まこの家が経営している雀荘を、主人公 宮永咲と、同学年の原村和がお手伝いするエピソードで登場します。
まこ先輩に「“アツシボ”とって」と言われておしぼりを手に取るも、あまりの熱さに放り出す咲。まこ先輩は、放り出されたおしぼりを見事キャッチすると
「“アツシボ”は“熱いおしぼり”の略じゃ～。気をつけんとぉ。」
と言いながらおもむろにカスケード（3キャッチ）を始めます。
ス、スリーおしぼりカスケード．．．
3キャッチとはいえ、投げるそばから形が変わってキャッチしにくいおしぼりを、しかも淀みなくセリフを話しつつ演技を続けながらカスケードで投げ切ったまこ先輩には拍手を送りたい。たぶんボール渡したらそこそこ続く子だと思いますよ彼女は。
そんな染谷まこ役を演じたのは、山田杏奈さん。
サッポロ一番のCMや、音楽バンドKANA-BOONのミュージックビデオにも出演しています。
最近だとスズキ「スイフト」のCMに出てます。えらい垢抜けましたね。（2021.09.29追記）
映画『ミスミソウ』が初主演映画のようです（こちらは『咲-Saki-』とは打って変わってかなり壮絶そうです...）。
...話を「おしぼりカスケード」に戻しますが、この方のブログ記事によると、カスケードは原作にはないドラマオリジナルのアクセントだった模様。原作にもないシーンなのによく頑張ったね、山田さん...
近代麻雀漫画生活:「咲-Saki-」実写版第3話感想、さよなら京太郎、ようこそ昌代
実写化は誰狙いなのかという素朴な疑問
チラッと原作やアニメ版の絵を見る限り、まあ「萌え」よりの絵ですが、そういった作品を実写化するときに怖いのが「キャラの再現度」だと思います。原作のイメージとの乖離にファンから酷評を食らう実写化作品には、みなさんも一つ二つ心当たりがあるのではないでしょうか（『○の錬金術師』とか、『進○の巨人』とか）。本作の実写化の再現レベルが、原作ファンも認める水準であるのかは...原作をあまり知らないので判断しかねます。
新規開拓狙いだとしたら、例えば有名なアイドルや俳優等をキャスティングして、アイドルファンを引っ張ってくるのが常套手段でしょう（『鋼の○金術師』とか、『進撃の○人』とか）。でも、そういうビッグネームもいなさそう（すみません、各キャストのファンの方には失礼をお詫びいたします）。
↑本当に、謹んでお詫び申し上げます。山田杏奈さんも、主演の浜辺美波さんも、これから比べると随分売れましたね。そして素人目にも演技力が上がっている。
2019年の映画『屍人荘の殺人』で、浜辺さん山田さんが再び共演しているようです。（山田さんまたジャグリングせんかなぁ......）
余談ですが、探したらドラマ版のテーマ曲PVにジャグリングシーンあった...
『咲-Saki-』清澄高校麻雀部「きみにワルツ」MV(short ver.)
（ 1分4秒～7秒あたりです。）
ではまた！
