オリエンタルな味と香り、ゴ~チョです。
またしてもジャグリングが登場する作品の紹介ですが
今回はTVドラマを紹介します。
『仮面ライダークウガ』
平成ライダーシリーズの第一弾でありオダギリジョーの出世作
子供向け番組と侮るなかれ。
かのオダギリジョーを世に知らしめた作品であり、
平成に入って(厳密には2000年代に入って)初めて作成された仮面ライダーシリーズとして
製作陣の気合が入りに入りまくった力作です。
(ストーリーに凝りすぎて当初の打ち合わせにない姿で登場したライダーに、バンダイさんがアメイジングしたとかしないとか)
2014年にコミカライズされているようです。(こちらはまだ読んだことがない)
ジャグリングに始まりジャグリングで終わる稀有な作品
オダギリジョー演じる主人公の五代雄介は世界各地を旅して回るさすらい人であり、
西暦2000年までに2000の技を習得した「2000の技を持つ男」です。
2000番目の技が仮面ライダーへの「変身」ということなのですが、
その他にも「宙返り」や「ストンプ」などの技が作中で披露されています。
その数ある技の中でも放送第一回目で最初に披露された技が「ジャグリング」です。
(五代さんカウントだと「笑顔」も技のうちらしいので2番目かな...?)
迷子になって泣いていた子供を元気づけるために3つのボールを投げています。
Youtubeの東映特撮公式チャンネルにて第1話、第2話がフルで見られます。ジャグリングシーンは4分08秒あたりから。
で、なんやかんやがありましてすべての戦いが終わり、彼はまた次の旅に出ます。
最終回はギリギリまで五代雄介は登場せず、彼を知る周辺人物の語りのみで進行していきます。
ひとつ前の回の放送ではラスボスとの決着が描写されずに終わっているので
「え、もしかして相打ちになって死んだ?」
という懸念を誘いつつ、場面は晴れ渡った海辺の砂浜に移ります。
どうやら日本ではないらしく
外国人の子供たちが互いにじゃれあいながら何やらもめ始めます。
そこに通りかかった青年の後ろ姿。
からの、ジャグリングをする五代雄介
(エンディングのテーマソングをBGMに)
旅先でも子供たちを笑顔にして、去っていきます。
と、このように『仮面ライダークウガ』は
ジャグリングに始まりジャグリングで締めくくられるのです。
物語の中で「ジャグリング」が、すごく良いイメージとして使われているありがたい作品です。
ちなみに五代雄介の誕生日3月18日(318)はジャグリング可能。すばらしい。
僕の原点と言っても過言ではない
今回紹介した『仮面ライダークウガ』は僕が小学生のときに観て衝撃を受けた作品です。
当時は「子供向け番組なのに世界観の作りこみがスゴイ」と思いながら観てました。
そして主人公の哲学というか生き方がかっこよかった。
僕がジャグリングをちゃんと練習し始めるのはそれからもう少し後になるのですが、
ジャグリングに魅力を感じる大きな要因の一つになった作品です。
大学生になって一度見返したのでそこまで乖離してはいないと思うのですが、
もしかしたら多少シーンを美化して覚えている部分もあるかもしれません。
「実際に観たら違った」という方はご指摘ください。謹んでお詫びいたします。
ではまた!